豊明市A様邸のふすま・障子張替工事です。
こちらには小原和紙で有名な山内一生氏作の作品がふすまに仕立てられていましたが、経年劣化でボロボロになっていました。
お施主様はなんとか再生できないかとご希望でしたが、あまりに生が抜けてしまっていてとても無理でしたので、
上質な越前手漉き和紙で貼替のご提案となりました。
手すきならではの柔らかな風合いと上品な柄が素敵です。
昨秋に福井県鯖江市の和紙工房に伺って、手漉きの工程を見学させていただきましたが、一枚一枚丁寧に漉かれた紙です。
しっかりと下張りにも手をかけて、一枚一枚丁寧に貼らせていただきました。
雪見障子の貼替もさせて頂きました。