半田市春日社様にてふすまと障子の貼替をさせていただきました。
Before
半田ゆかりの童話作家新美南吉の書や、版画絵などが貼り込んでありました。
春日社のお隣には神谷美術館さんがあり、縁のある北川民治画伯の絵も貼ってあります。
それぞれ色焼けはありますが、それらはそのまま活かし、ふすま紙のみ貼り替えます。
After
貼替前にはふすま紙がかなり焼けていたので本紙が白く見えていましたが、ふすま紙が白く綺麗になると、逆に本紙が茶色く見えるようになりました。
それも作品が前面に出るようでいい感じに仕上がりました。
貼替前は建付けが悪く、ふすまも障子もほぼ動かない状態でしたが、縁と下地を相当量削ったりして調整し、スルスルと動くように致しました。
ふすまの貼替の納品時には、建付け調整をサービスさせていただいております。
スムーズに動くようになってお客様に喜んでいただけるのが喜びです。