馴染みの旅館さんにて、経年劣化によりいろいろ傷んだところが出てきたので、気になるところを修繕させていただきました。
左がビフォー、右がアフターです。
まずはお客様が穴を開けてしまったドアの修繕です。
穴の部分をパテで平滑に補修して、全体に化粧シートを貼りました。
見た目にはシート貼りとはわかりませんし、明るくて綺麗になりました。
その下のドアは、イメチェンです。
アルミや白い板のドアに化粧シートを貼り、高級感のある雰囲気に変えました。






次はトイレのクロス貼替とペーパーホルダーの取替です。
古いペーパーホルダーが使いづらいそうなので、使いやすい2連のタイプにしました。
古いビスの跡が出てしまうので、ついでにこの面をアクセントクロス貼りにしました。
この一面を貼りかえただけで、締まりがあって高級感が出たように思います。


次は、床の貼替です。
客室の踏み込みの床が弱ってフワフワしてきてたので、既設の床の上にベニヤを貼って補強した上に、ビニル系のフローリング調タイルを貼りました。
框の部分もカバー工法で覆いましたので、全体が違和感なく綺麗になりました。




最後に、下駄箱の天板の傷んだところに化粧シート貼りをしました。
木目の化粧シートには木目柄や色の種類がとても豊富にあります。
豊富なのはいいのですが、既設の物に色柄を合わせるのはとても大変です。
こちらも、候補になるもののサンプルをいくつも取り寄せて、一番合うものを選択しました。
全く違和感なく、古びた下駄箱が新品のように蘇りました。


よく泊まるお気に入りの旅館さんなので、このように傷んだ部分を私の手で少しづつ修繕していけるのは嬉しいです。
これからもたくさんの宿泊客さんに喜んでいただけますように。