南知多町でいつもお世話になっているD旅館様の女将さんよりSOS入電ありました。
お客様が立ち眩みして床柱に寄りかかったら、なんと床柱が外れて倒れて壁に穴が開いてしまったとのこと。
現地調査に伺うと、まず壁にはしっかり石膏ボードを突き破った穴が。
床柱はグラグラ、床板には柱がずれたことによる傷がギザギザと。
最短最小限で直す方法を検討します。
まずは壁の穴埋め。
破れた部分の石膏ボードを切り取り、下地を入れて新しいボードを貼り込みます。
パテで平らにし、壁の隠れた部分（今回は掛け軸の裏）から壁紙を切り取り、移植手術。
ほら、これでほとんどわかりません。
次に床柱を天井と床にしっかり固定。
これでもう倒れる心配はありません。
床板の傷は家具の補修キットにて補修。
ぱっと見ではわからない程度に直すことが出来ました。
これでお客様をお迎えすることが出来ます。
女将さんより「え！？穴も傷も全然わからない！」と驚き喜びのお声を頂きました。
